ブレイブは10月20日、インターネット回線利用者350名に対して行った、現在のインターネット回線の満足度調査の結果を発表した。今回は、ドコモ光・楽天ひかり・NURO光の3回線を利用している人の調査結果を公表している。

同調査は「とても満足」「満足」「普通」「悪い」「とても悪い」という5つの項目でアンケートが取られたもの。NTT系列の楽天ひかりとドコモ光の満足度はほぼ変わらず、普通から満足が75%以上と高評価である一方、独自回線のNURO光だけは著しく満足度が低く、普通から満足が30%未満にとどまっていることが明らかになった。

  • インターネット回線満足度調査 引用:ブレイブ

3社共通で「悪い」または「とても悪い」と回答した人の理由としては、「速度に関する不満」が最も多く58%、これに「サポートに関する不満」(13%)、「料金に関する不満」(12%)、「その他の不満」(17%)といった回答が続いている。

最も不満が寄せられた「速度に関する不満」では、利用者が増えるゴールデンタイムの速度低下が著しいという口コミが多く見受けられたという。同社はこの結果について、速度は利用環境によって左右されてしまうので、契約してみないと分からないからこその不満ではないかと分析している。

また、次いで多かった「サポートに関する不満」は、トラブルやたらい回しにされてしまった人が不満に感じているという結果に。大手の事業者であっても、オペレーターの当たり外れによっては不満につながってしまうということが分かったという。

一方で、「普通」から「とても満足」と答えた人の気に入っている点としては、「料金面に満足」が最も多く49%で、次いで「速度に満足」が42%という結果が出ている。

「普通」から「満足」と回答した人は、「セット割などで安くなっているから料金に満足で速度にも特に不満も無い」、という総合的にそこそこ満足しているという傾向が多く見られたという。