ミリアドは10月19日、富士フイルムグローバルグラフィックシステムズと2022年9月30日より業務連携を開始したことを発表した。
ミリアドはIT業界での常識を印刷業界に取り入れた課題解決を目指しており、そのために、ノーコードツール「QLEAR(キュリア)」の開発や拡販を手掛けている。キュリアは、スマートフォン向けサイトのほか、ガチャやスクラッチなどのキャンペーンコンテンツを誰でも短時間で制作上限なしで作成できるサービス。デザインQRコードやNFCシールなど、コンテンツの配信に際しては利用者のダウンロードの手間が不要だという。
一方の富士フイルムグローバルグラフィックシステムズは全国の印刷会社と取引があり、印刷業界が必要とするソリューションを提供してきた。印刷業界の多くの企業と接する中で捉えたさまざまな課題に関するノウハウを有する。
今回2社が協業することにより、印刷業界の課題解決やDX(デジタルトランスフォーメーション)に向けた取り組みを加速するとしている。