弥生は10月14日、「適格請求書等保存方式(インボイス制度)」と「改正電子帳簿保存法(改正電帳法)」の理解促進と対策準備をまとめた特設Webサイトを公開したことを発表した。

  • 「2大改正あんしんガイド」

    「2大改正あんしんガイド」

2023年10月1日にインボイス制度が施行、2024年1月1日から改正電帳法における電子取引の電子保存義務化の宥恕(ゆうじょ)期間が終了し完全義務化される。弥生はこれまでも「インボイス制度あんしんガイド」と「電子帳簿保存法あんしんガイド」を順次公開し、別々の特設Webサイトとして情報発信をしてきた。対応時期が近しいことと、2つの法令改正はどちらも、証憑を所定のルールに従って保存を求める法令であり共通点が多いことを踏まえ、これまで2つに分かれていたあんしんガイドを統合しリニューアルしたという。

同Webサイトでは、「弥生の支援」「インボイス制度の対応」「電子帳簿保存法の対応」の大きく3つで構成される。

「弥生の支援」では、業務の変化と弥生の対応製品を含む取り組みについて説明。2つの法令改正によって、請求書の受領・発行方法や証憑の保存方法がどう変化するのか、変化への対応として、弥生シリーズや領収書・請求書・納品書・見積書などの証憑をクラウド上で保存・管理できる「証憑管理サービス」を紹介。

  • 弥生の取り組みの全体像

    弥生の取り組みの全体像

「インボイス制度の対応」では、インボイス制度による取引や収益、業務への影響、経過措置や発行事業者や免税事業者の登録申請について紹介。「電子帳簿保存法の対応」では、電子帳簿保存法の基礎知識や、よくある質問の一問一答(Q&A)など、各対応を説明。それぞれの内容は随時更新、拡大する予定とのことだ。

  •  免税事業者の対応

    免税事業者の対応

  • 令和3年度改正の特徴

    令和3年度改正の特徴