東日本電信電話(NTT東日本) 秋田支店、秋田県立大学、テルウェル東日本、みちのくキヤンテイーンは10月13日、秋田県立大学本荘キャンパスにおいて、店舗向けスマート化ソリューションを用いた無人店舗運営の実証実験を10月20日から2カ月間実施することを発表した。
今回4者は、小売店の撤退や、高齢者の運転免許証返納など「買い物に不便と苦労を感じる市民」の地域課題解決を図るとともに、働き手不足の解消や感染症対策の非接触ニーズなどに対応するため、無人店舗運営の実証実験を実施するという。
ICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)を活用したスマートストアでは、販売要員やレジ要員を置かずに、入店から商品選択、セルフレジ決済、退店までを利用者のスマートフォンのみで完結できる仕組みであり、防犯カメラなどによってセキュリティを確保しながら入出店管理が可能だという。
今回の実証実験では、大学キャンパス内に無人店舗を設置し、学校売店運営事業者が無人店舗を運営する。購買データや顧客行動データなどのデータ活用も積極的に進めるとしている。