独Infineon Technologyは、ハンガリーのツェグレードに新たな車載パワー半導体モジュールの製造・検査施設を立ち上げたことを発表した。
同社のオートモーティブ(ATV)部門向けにパワー半導体モジュールを生産し、自動車のエレクトロニクス化というトレンドを促進する役割を担うという。また、同社インダストリアル・パワー・コントロール(IPC)部門が風力タービンや太陽光発電などに提供するエネルギー効率の高い産業用モジュールの製造も担当するもしている。
なお、同社は1999年の創業以来、ハンガリーで継続的に後工程製造を行ってきており、今回、ハンガリー政府からの支援を受け、新施設に1億ユーロを投資したという。
同社では新施設の開設に伴い275人の雇用が創出されたとしており、同事業所の総従業員数は約1600人まで増加する見込みだとしている。