成田国際空港は10月12日、物流サービスを手掛けるPathfinderが実施する「片道乗り捨てレンタカーサービス」の実証実験に参画すると発表した。
Pathfinderが提供するサービス「Simpway for Narita」は、スマートフォンで手続きが完結する非接触で24時間出発かつ返却手続きができる片道乗り捨てレンタカーサービス。「深夜早朝など公共交通機関が運行していない時間帯に移動したい」、「荷物は多いが快適に移動したい」といった移動ニーズに対応する。
同実証実験はPathfinder社が所有する車両2台を使用して、成田空港利用者に都心と成田空港の間の片道乗り捨てレンタカーサービスを提供する。区間は池袋駅西口エリアおよび新横浜駅エリアから成田空港P1駐車場までで、2023年3月31日まで実施する予定。
成田空港は同取り組みに参加することにより、空港アクセスの選択肢を増やすとともに、空港利用前後の移動ニーズを確認する。Pathfinderは今後、引き続き交通事業者と連携しながら、成田空港のアクセス利便性向上を図っていく考えだ。