ファインディは10月11日、ITエンジニアの転職動向調査の結果を発表した。同社は、ハイスキルを持つエンジニアと企業をマッチングするプラットフォームと、エンジニア組織の生産性を可視化するサービスを提供している。
同調査は同社のサービスの利用者を対象としたもので、分析対象回答数は402件。回答者の86.6%が正社員・契約社員で、約5割が25歳~34歳となっている。
リモートワークの利用状況を尋ねたところ、年収800万円以上の層は95%以上がリモート勤務(フルリモート約8割)で、年収とリモートワークの割合は比例傾向であることが明らかになった。特にフルリモートの割合は顕著に表れているという。
転職を前向きに考える給与アップの水準は、過去の調査結果と比べて、直近の一年間で大きな変化は見られなかったとのこと。ただし、現職給与から20%~30%以上の給与が上がれば転職を前向きに考える層が5割を超えているという結果が出ている。