あいおいニッセイ同和損害保険は10月11日、防災・減災に資する IoTセンサー等のソリューションと保険商品を組み合わせた「DXソリューションパッケージ」を10月より提供開始することを発表した。
「DXソリューションパッケージ」は、防災・減災に 資するソリューションと補償をセットで提供し、顧客とともに事故の未然予防や早期回復を目指していく取組みだ。
その第一弾として、アーモスが提供するダクト内遠隔監視システム「T-SENSOR」を導入する企業に対し、企業向け火災保険「企業財産包括保険」におけるリスク低減効果に応じた保険料割引を適用するとともに、事故の再発防止に資するソリューションの導入等に係る費用を補償する「事故再発防止費用補償特約」の提供を開始する。
同特約は、同一敷地内において原因を同一とする事故の発生を防止すること、または損害を軽減することを目的として企業が支出した機器の設置等の費用のうち、あいおいニッセイが必要かつ有益と認める費用を支払うものだ。
1回の事故につき損害保険金に20%を乗じた額か2,000万円のいずれか低い額を限度とし、機器の設置費用等を負担した場合は事故再発防止費用の実費から除外する金額を引いた額の50%、機器の設置に伴う利用契約等の費用を負担した場合は利用契約等における料金のうち契約期間1年に相当する金額から除外する金額を支払うとしている。年間保険料は10万円〜100万円程度(保険金額、業種等により異なる)。