NECは10月7日、SDGsをテーマとした次世代向け教育プログラム「NEC Future Creationプログラム」を10月から開始すると発表した。

同社では、2022年度からの高等学校における新学習指導要領の導入に合わせ、教育コンサルティングのキャリアリンクと協働で、高校生を対象にSDGsをテーマとした「できたらすごい」未来を創る教育プログラム「NEC Future Creationプログラム」を開発。2021年度には東京都内の高等学校2校でトライアルを実施し、その効果検証を踏まえ、今回、プログラム開始に至ったという。

  • 授業の流れ

    授業の流れ

「NEC Future Creationプログラム」では、NECのSDGs貢献事例を紹介した映像コンテンツや分析ツール(課題解決や商品開発で使うフレームワークであるVPC(バリュープロポジションキャンバス)シート)などを活用しながら、高校生が自らありたい未来や社会課題解決のアイデアを考え、同時に、社員も高校生との対話を通じて、アイデアのブラッシュアップを図るという。

これにより、SDGsが目指す「誰一人取り残さない」未来の創造をテーマに、高校生とNEC社員との学びの循環を生み出すとともに、NEC社員が次世代を担う高校生にNECの価値を発信することでNEC Wayを体現するという。