大東建託は10月5日、居住満足度調査の結果として、「いい部屋ネット 街の魅力度ランキング2022<都道府県版>」を発表した。同ランキングが定義する魅力度とは、実際に住んでいる人々が住んでいる街についてどれくらい満足しているか、また、住んでいない人々に地域の魅力がどの程度伝わっているかを指している。
順位は、居住者の居住満足度と満足度8因子・建物満足度・主観的幸福度・住み続けたい意向の12項目と、非居住者の居住訪問経験(5項目)、認知(2項目)、居住訪問希望(3項目)、個別評価(8項目)の18項目、合計30項目のそれぞれの順位の平均を基に算出されている。
同ランキング第1位となったのは福岡県だった。同県は居住者評価では5位、非居住者評価が1位だったが、非居住者評価では1位となった項目はなく、全体としてバランス良く高い評価を得たという。第2位以降は、上から、兵庫県、神奈川県、京都府、東京都となっている。
他社のランキングで話題になった茨城県は総合41位、居住者評価39位、非居住者評価38位、群馬県は総合30位、居住者評価15位、非居住者評価36位、栃木県は総合29位、居住者評価24位、非居住者評価30位と、上位ではないが、最下位近辺でもない結果となっている。
茨城県は、首都圏の1都3県居住者からの評価は高いが、関西圏(2府4県)および愛知県居住者からの評価が非常に低いため、全国平均順位が上がっていないという。
街の魅力を発信することを目的としているため、42位以下の順位は公開されていない。