ESETは10月3日(米国時間)、「8 questions to ask yourself before getting a home security camera|WeLiveSecurity」においてホームセキュリティカメラを導入する前に確認すべき8の質問があると伝えた。ホームセキュリティカメラはプライバシーおよびセキュリティのリスクをもたらす可能性があるため、導入する前に注意しておくべき点が紹介されている。
防犯カメラはかつて富裕層や有名人のデバイスとして認知されていたが、技術の進歩によって今では安価に導入することができ、一般家庭で使われるようになってきている。モノのインターネット(IoT: Internet of Things)デバイスであるホームセキュリティカメラは家庭のWi-Fiネットワークに接続され、ライブ映像の視聴や録画、外出時のアラート通知など、多くのセキュリティ機能が提供されている。
ESETのセキュリティ研究者は、これらのカメラデバイスが故障したり、映像が流出したりすることで、家庭が危険にさらされる危険性があると指摘している。そのため、家庭に導入する前に確認しておくべき8の質問があると伝えている。
確認すべき8の質問は次のとおり。
- セキュリティカメラは本当に必要なのか?
- セキュリティやプライバシーのリスクについて理解しているか?
- 製造しているベンダーの安全性を確認したか?
- 映像やデータがどこに保存されるかを知っているか?
- カメラの安全対策は万全か?
- ネットワークの設定は正しく行われているか?
- カメラがハッキングされたかどうかを確認する方法はあるか?
- 他人への影響に配慮しているか?
ホームセキュリティシステムを購入する前に考慮すべきことがたくさんあるとしており、ホームセキュリティカメラを導入する前に事前調査を行っておくことが望まれている。