アリババクラウドは10月4日、日本AMDおよびスカイアーチネットワークスと提携して、DX(デジタルトランスフォーメーション)の加速を支援するハイパフォーマンス・インスタンスを国内向けに提供開始することを発表した。
今回の提携により、国内の利用者は3月にリリースされた第3世代AMD EPYCプロセッサを搭載したアリババクラウドのインスタンスを購入できるようになる。
アリババクラウドの調査によると、今回提供を開始する新インスタンスは、第2世代AMD EPYCプロセッサを搭載した前世代のインスタンスと比較して、最大で20%の性能向上を記録しているとのことだ。
新たなZen 3コアアーキテクチャは、前世代に比べて浮動小数点演算能力の向上、メモリレイテンシの短縮、整数演算のスループットの向上などを実現しているようだ。