大日本印刷(以下、DNP)は10月4日、企業の環境関連の課題解決に貢献する事業部門横断型の環境配慮デザインチーム「DNP GREEN PARTNER」を2022年10月1日に組織したことを発表した。このチームは国内外のさまざまな企業が抱える、環境に関する課題を対象に、その解決を図る各種サービスの開発および提供を進める。
近年は企業活動における環境配慮や持続可能性向上への期待が高まっており、多くの企業が独自の取り組みを開始しているが、その戦略や施策の立案、設計、情報開示などをより効果的に行いたいとする需要が高まっているようだ。こうした状況に対して、DNPは環境に配慮した企業活動で培ったノウハウやソリューションを同社内の部門横断で掛け合わせ、企業を総合的に支援していく体制としてDNP GREEN PARTNERの新設に至ったとのことだ。
DNP GREEN PARTNERは環境をテーマとした課題解決に挑戦する企業に伴走し、各社の意思決定から具体的な施策の実装までの活動を総合的に支援する。「環境と事業をつなぎ、ともにより良い未来へ。」をステートメントとして掲げ、環境と事業が長期にわたって共生していくための課題解決の取り組みを推進する。
DNP GREEN PARTNERの主なサービスは以下の通りだ。
・企業のビジョンやパーパスブランディング
・企業とその製品・サービスにおける環境戦略・環境方針の策定
・SCOPE3(事業関連の他社の温室効果ガス排出量)の実行支援・CO2算定サービス
・資源循環プロモーション支援
・環境に配慮したモノづくり
・統合報告書や展示会など対外的なコミュニケーション活動の企画・制作・運営
・企業の社員などに対する環境教育