パナソニックグループは10月3日、社員一人ひとりのウェルビーイングを実現するため、パナソニック ホールディングス(PHD)、パナソニック オペレーショナルエクセレンス(PEX)および各事業会社で、「働く時間」「働く場所」の選択肢の拡大を段階的に検討・実施すると発表した。

「働く時間」の選択肢の拡大として、1日の最低労働時間を撤廃することで、月間労働時間を維持した上で、働く時間や曜日を柔軟に決めることが可能になり、週休3日も可能となる。また、月間労働時間を短縮した上で、フレックス勤務が選択可能になることで、週休3日または4日も可能となる。なお、他社雇用型の社外副業も可能になる。

また、「働く場所」の選択肢の拡大として、通勤圏外の実家や自宅でのリモートワークも可能となる。

これらの制度は、2022年10月よりPHD、PEXで試行導入する。グループの各事業会社においても事業の状況に応じた同様の制度や取り組みを検討しており、一部の事業会社はすでに試行導入しているという。