自然保護への注目度が高まる昨今、「SDGs」という言葉を聞く機会が増えているのではないだろうか。SDGsとは、「持続可能な開発目標」の略称で、2015年9月の国連サミットで採択されて以来、2030年の15年間を期限として、国連加盟193カ国が17個の目標を達成するために日々奮闘しているものだ。
その目標の中には、「持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用すること」を目的とした「SDGs14海の豊かさを守ろう」が設定されている。
このような目標に掲げられるほど、現在の海の状態は芳しくなく、地球温暖化による海水温の上昇により海洋生物の生息環境に影響を及ぼしているのだという。
そんな海の現状について、ロボットを通じたプログラムでさまざまな世代に伝えるべく始動したのが、今回話を聞いた「ロボットガイド~エイのおはなし~」だ。プログラムの内容や開発に込めた想いについて、マクセル アクアパーク品川の阿部崇文氏に話を聞いた。