米デル・テクノロジーズは9月28日(米国時間)、ウインドリバー社と共同で、新しい通信クラウドインフラストラクチャーソリューションを開発したことを発表した。

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「Dell Telecom Infrastructure Blocks」は、ネットワークオペレーターによるオープンなクラウドネイティブインフラストラクチャーの展開・管理を簡素化するソリューション。通信クラウドネットワークの展開と管理を簡素化しながら新技術を実装する一方で、運用コスト(OPEX)を削減する同ソリューションは、2022年11月9日より全世界で提供開始を予定している。

これにより通信サービスプロバイダーは、計画、設計、検証、調達、アップグレードプロセスの時間短縮や、Wind River Studioの展開および管理の自動化、インフラストラクチャーの統合とワークロードに対応する環境への導入に要するコストと時間を削減、指定のエキスパートへの24時間アクセス、アップタイムを最大化といったことが可能となる。

また、独立系ソフトウェアプロバイダー(ISV)および他の業界パートナーが提供するソフトウェアのデル・テクノロジーズ ハードウェアとの統合に対する準備状態を認定する「Dell Telecom Partner Self-Certification Program」により、パートナーは「Dell Open Telecom Ecosystem Lab」において、シンプルで透明性のあるプロセスを通じ、デル・テクノロジーズのハードウェアおよびオペレーティングシステム上で自社ソリューションを検証可能。「Dell Telecom Partner Self-Certification Program」は、2022年9月21日より全世界で提供開始している。