リコージャパンは10月3日、「ViCreA港」を同社港事業所内(東京都港区三田)にオープンしたことを発表した。「ViCreA」は、同社オフィスを見せてワークスタイル変革に関する社内実の践事例を紹介することで、顧客の価値創造の手伝いをする施設。今回のオープンにより、全国の同施設は合計78拠点となった。
港事業所は2021年1月にニューノーマルな働き方に対応したオフィスへとリニューアルを実施していたが、今回あらためて同社が実践する新しい働き方を体感できる空間として「ViCreA 港」のオープンに至ったという。
オフィスのコンセプトは、「~「つながる」から「つなぐ」へ~」で、社員同士が自然と「つながる」ことができたこれまでのオフィスの在り方に加えて、社員自らが「つなぐ」コミュニケーションを積極的に実践できる工夫がされているという。
テレワークや在宅勤務が当たり前になる中で、オフィスへ出社する意義として、リモートだけではなく対面の良さを生かしたコミュニケーションを実践することで、働くことへ歓びを感じ、社員エンゲージメントの向上が図られているという。具体的には、オフィス周辺エリアを担当する営業職やカスタマーエンジニアなど、顧客への訪問からオフィスへ戻って業務を続ける社員のために、より効率的に業務ができるよう集中ブースを用意されている。このように業務に集中できる場を社員に提供することで、コミュニケーションの活性化と同時に、社員の生産性の向上が図られているとのこと。
そして、顧客にはリラックスできるラウンジを提供することで、同社の実践事例の紹介から新しいアイデアが生まれることで共創の実現を目指している。同施設では、企業や働く人が集中する首都圏エリアの顧客を担当する事業所として、最適なオフィス空間を体感できるという。