ESETは9月28日(米国時間)、「Protecting teens from sextortion: What parents should know|WeLiveSecurity」において、親や保護者がセクストーションから子供を守るために知っておくべきことを伝えた。近年、10代を対象としたセクストーションの事例が増加しており、子供たちが直面するオンラインのリスクを軽減するためのベストプラクティスを親や保護者が学ぶべき時だと説明している。
セクストーションは、性的な画像や動画を公開すると脅してもっと性的な写真や動画を送ることを強要したり、金銭を要求したりする恐喝行為とされている。
子供がセクストーションに巻き込まれた際に、親と子供が取り組むべきベストプラクティスのステップは次のとおり。
- 脅迫者との連絡をすべて絶つ
- 脅迫者にお金を渡さない
- メッセージのスクリーンショットや保存された画像など、できるだけ多くの証拠を保存する
- 警察および関連するオンライン プラットフォームに報告する
セクストーションから子供を守るための基本的な予防策として、以下も紹介されている。
- オンラインは常に慎重に利用する
- ソーシャルメディアのアカウントを非公開に設定する
- 実際に会ったことのない人に動画や写真を送らない
- 親密な写真やビデオを共有しない
- 知らないユーザーからのメッセージは無視し、他のプラットフォームに会話を移そうとするユーザーに注意する
- サイバー犯罪者に狙われたと思ったら相談する
その他、強力でユニークなパスワードの使用や信頼できるセキュリティソフトウェアの使用、未承諾メッセージのリンクのクリックや添付ファイルのダウンロードを避けることなどが紹介されている。