MINDサイバーフュージョンセンター(公式Webサイト)

MINDサイバーフュージョンセンター(公式Webサイト)

三菱電機インフォメーションネットワーク(以下略、 )は、強固なセキュリティサービスの拡張と効率的なライフサイクルサービスを提供する「MINDサイバーフュージョンセンター」を10月1日に設立することを発表。サイバーインシデントに対し特定から復旧までをワンストップで支援する「CSIRT(Computer Security Incident Response Team)運用支援サービス」の提供を開始する。

センターは、増加傾向にある金銭や情報の窃取を目的とするランサムウェアに対応するためインシデントへの対策、対応、復旧をワンストップで提供できる専門組織として設立。サイバーセキュリティのSOC(Security Operation Center)・CSIRT運用、ICTインフラサービスや他社提供のセキュリティサービス、最新セキュリティ技術を融合(Fusion)し、サービスとして提供する。

  • MINDサイバーフュージョンセンターの概要と設備(同社資料より)

    MINDサイバーフュージョンセンターの概要と設備(同社資料より)

提供するサービスは主に「CSIRT運用支援サービス」と「フォレンジック調査サービス」の2つ。「CSIRT運用支援サービス」では、マネージドEDR(端末監視)サービスや標的型攻撃対策サービスなどのSOC領域のサービスとインシデント発生時の復旧、対応を行うCSIRT領域の支援を行い、必要に応じてオプションでフォレンジック調査を行う。上記以外にも平時における、サイバー攻撃や脆弱性情報の収集、社内システムのセキュリティ検査と管理、社員のセキュリティ教育支援などを予定する。

「フォレンジック調査サービス」では端末を分析し、サイバー攻撃の有無や攻撃の種類、侵入経路の把握、被害範囲の特定を行い、適切な緊急対応や再発防止対策に活用できるデータを提供。今後、顧客との連携強化を目的に11月末に設備の増強を行い、更なるサービスの充実を図る。