塩野義製薬とSAS Institute Japan(SAS)は9月29日、製薬企業、開発業務受託機関向けに、医薬品開発のためのデータ解析コンサルティングサービス(ライフサイエンス & ヘルスケア向けDXスターターパック)を開始したことを発表した。

  • 塩野義製薬×SAS、医薬品業界向けデータ解析コンサルティングサービス

    塩野義製薬×SAS、医薬品業界向けデータ解析コンサルティングサービス

今回、塩野義製薬とSASが共同で展開する「ライフサイエンス & ヘルスケア向けDXスターターパック」は、SASが提供するSAS Viya on SAS Cloud 上でのAI/アナリティクス環境であるSAS Viyaに、塩野義製薬やSASコンサルティングサービスとSASのパートナー企業が培ったノウハウをあらかじめ組み込むことで、業務に合わせたカスタマイズやアプリケーション開発をゼロから構築することなく迅速かつ効率的な成果創出を可能にするもの。

これにより、ハードウェア環境の調達、SAS環境の設計・構築、バリデーション作業、アップデートなどの運用作業から解放され、解析ノウハウや具体的な活用事例を利用してDXを迅速に推進できるとしている。

これにより、業務やデータ分析へ最適なリソース投入が可能となり、ノウハウを効率的かつ効果的に共有することで、データサイエンティスト・データエンジニア育成が期待でき、製薬業界のさらなるデータ活用、DX推進に貢献するとしている。