フィッシング対策協議会(Council of Anti-Phishing Japan)は9月29日、「フィッシング対策協議会　Council of Anti-Phishing Japan｜ニュース｜緊急情報｜ビットキャッシュをかたるフィッシング (2022/09/29)」において、ビットキャッシュを偽るフィッシングの報告を受けていると伝えた。

メールの件名としては、以下が確認されている(下記以外の件名が使われている可能性もある)。

  • 【重要】ビットキャッシュメンバーズからのお知らせ

確認されている偽サイトとしては、次のURLが挙げられている(下記以外のURLが使われている可能性もある)。

  • https://www2.bitcash.jplogindf6bc8fvb.●●●●.cn/jp

報告されている詳細内容は次のとおり。

  • ビットキャッシュアカウントが悪用されていることを検出したといった旨のメールが送られてくる。確認を行わない場合は、アカウントが制限されることになるとして、確認の実施を促している。リンク先はフィッシング詐欺サイトになっており、アカウントの窃取が行われる
  • 2022年9月29日の時点で、フィッシングサイトは稼働している
  • フィッシング対策協議会　Council of Anti-Phishing Japan｜ニュース｜緊急情報｜ビットキャッシュをかたるフィッシング (2022/09/29)

    フィッシング対策協議会　Council of Anti-Phishing Japan｜ニュース｜緊急情報｜ビットキャッシュをかたるフィッシング (2022/09/29)

フィッシング詐欺に使われているWebサイトは一見しただけで判別することが難しい。真偽の確認を行うには、メールやメッセージに含まれているリンクからたどるのではなく、公式アプリやWebブラウザに登録したブックマークなどからアクセスするなどの操作を行い、確認を行うことが望まれる。

フィッシング対策協議会は、フィッシングサイトやフィッシングメールを発見した際には同協議会まで報告して欲しいと呼びかけている（参考「フィッシング対策協議会　Council of Anti-Phishing Japan | 報告」）。