三菱電機は、9月28日、2022年4月1日付でソフトウエア設計子会社6社を統合し、グループ全体のソフトウエア設計の中核を担う新会社として発足した三菱電機ソフトウエアについて、さらなる事業競争力強化に向けて、2023年4月1日付で三菱電機インフォメーションネットワークの三菱電機製品向けソフトウエア設計を行うエンジニアリングソリューション事業を統合することを発表した。

今回の事業統合により、異なる分野で培われてきたソフトウエア設計に関する技術や知見を三菱電機ソフトウエアに結集することで、戦略的な新技術の導入や人材強化、事業領域に対応した組織体制へ再編を推進したい考え。三菱電機は、引き続き、三菱電機ソフトウエアをソフトウエア設計の中核として、三菱電機グループの総合力を発揮し、事業ポートフォリオ戦略の強化と統合ソリューションの拡大を加速していく方針だという。

  • 再編後の体制について 左から再編前(2023年3月31日まで) 再編後(2023年4月1日以降)

再編後は、従業員数も600名増加し約5,300名になるなど、より一層の事業力強化が見込まれる。