ネオジャパンは9月28日、ノーコード業務アプリ作成ツール「AppSuite」のプラグインを拡張するなどの機能を強化した、グループウェア「desknet's NEO(デスクネッツ ネオ)」の最新バージョン7.1を同日より提供開始すると発表した。
「AppSuite」では、現場で撮影した写真への指示書きやサインに使える「手書き部品」、 いいね・確認済みなどのリアクションを残せる「リアクションボタン部品」、登録データについてメンバーと議論が行える「コメント部品」の3つのプラグインを追加。
手書き部品では、手書きした情報をデータとして保存でき、ペンの太さや色の変更のほか、写真のアップロードにも対応する。
リアクションボタン部品では、「いいね」などのリアクションを残せ、ボタンの色やラベルなどのデザインは自由に変更できる。「確認済み」「賛成・反対」などデータに対するリアクションを残すこともできる。
コメント部品では、部品をアプリに貼り付けるだけで、データの参照画面からコメントの追加・削除が行えるようになる。
「AppSuite」では、他にも複数の条件を組み合わせた入力制限・入力チェックや、自動計算の再計算処理のバッチ実行など、 JavaScriptなどを用いたカスタマイズなしで行えるようになった。
さらにスケジュールやワークフローといった基本機能についても、ユーザーからのフィードバックを受け多くの改善を実施したという。
スケジュールでは、予定の開始日を変更した際に、予定の終了日が自動調整されるほか、設備予約では、会議室などの詳細画面で、設備の利用マニュアルへのリンクやWeb会議のアドレスなどを表示できるようになった。
ワークフローでは、新たに申請を作成する際など申請書の選択を行う際に、申請書の名前で絞り込みが行えるようになり、インフォメーションでは、通達などの情報を公開する前に、上長などから内容の確認・承認を得ることを必須にできるようになった。
また、プレゼンスにはテレワーク計画を共有するワークプラン機能を追加、ビジネスチャット「ChatLuck」との連携強化も行われ、折り返し連絡の依頼など、 自分宛てに伝言が登録された際にChatLuckに対して通知メッセージを送ることができるようになった。