LegalForceは9月28日、AI(Artificial Intelligence:人工知能)を用いた契約審査プラットフォームである「LegalForce」の自社基準レビュー機能について、審査中の契約書の条文と自社基準のひな形の条文の差分がハイライトされる機能を追加したことを発表した。
LegalForceは、契約類型別のチェックリストと契約書の照合を自動的に行い条文の抜け漏れやリスクの可能性となる条文を検出する自動レビュー機能を持ち、抜け漏れや見落としの予防を支援するサービス。
自社基準レビュー機能は、自社の契約書ひな形の作成基準に沿った契約書の審査をサポートする同サービスの機能の一つだ。契約書をLegalForceにアップロードすることで、事前に登録した自社の基準が指摘事項として表示される。契約書審査基準の標準化としても使えるため、社内のナレッジシェアにも寄与する。
今回自社基準レビュー機能をアップデートしたことで、審査中の契約書と自社基準となる契約書ひな形の条文との差分がハイライトされるようになった。これにより、取引の相手方が自社の契約書ひな形に対して行った修正を迅速に確認できるようになり、契約書審査の効率化が見込めるとのことだ。