三菱地所は9月27日、グループ会社を含む全社員(約1万人)を対象とした DX(デジタルトランスフォーメーション)人財育成プログラム「MEDiA (MEC Digital Academy)」を開設し、研修を開始すると発表した。

同プログラムの提供により、これまで実施していたデジタル領域の研修の対象範囲・講義内容ともに大幅に拡大・再編し、全グループ社員の知見を高める。同時に、それぞれの担当業務の中でデジタル技術を活用し、顧客に新しい価値やUXを提供するほか、自らの業務変革・効率化や、データに基づいた事業・経営判断への活用などを目指す。

全社に蓄積した各事業に関する不動産を中心とした事業に関する知見を全社で共有するため、オンライン研修プラットフォーム「MEC ACADEMY」を新設し、「MEDiA」も「MEC ACADEMY」上で展開する。

  • 「MEC ACADEMY」 のトップ画面のイメージ

「MEDiA」では、「基礎」「実践」「発展」編からなる5つのコンテンツを提供する。「基礎編」ではデジタルマーケティング研修、「実践編」ではデジタルマーケティング研修、データ分析講座、DXオンライン講座、「発展編」ではブートキャンプを提供する。

なお、、顔を合わせての意見交換やチームビルディングに重点を置いた研修については、引き続きオフィスや研修所などを用い、対面またはリアルとオンラインのハイブリッドで実施する予定。