スキルアップAIは9月27日、NVIDIAの監修の下で「医療AI講座」と「NVIDIA GPUとRAPIDSを用いた機械学習高速化講座」を開発し、10月より順次提供開始することを発表した。両講座にNVIDIAが展開するソリューションを取り入れることで、受講後すぐに実務に生かせる実践的なプログラムを目指したという。

医療AI講座では、ヘルスケアプラットフォームであるNVIDIA Claraの一部として提供している医用画像処理向けのオープンソースフレームワーク、「MONAI」を活用して医療AIの代表的なタスクに取り組むとともに、医療AIで注意すべき倫理や個人情報の保護についても学習できる。

MONAIは医用画像処理向けのAI開発を可能にする、PyTorchベースのオープンソースフレームワークだ。講座はeラーニング形式の事前学習(5時間程度)とライブ講義(3時間程度)で構成され、料金は1人あたり27万5000円。チャットでの質問にも対応するとのこと。

もう一方のNVIDIA GPUとRAPIDSを用いた機械学習高速化講座では、データサイエンスパイプライン全体をGPUで実行するためのライブラリとAPI(Application Programming Interface)のスイートであるNVIDIA RAPIDSを用いて、大規模データの機械学習を高速化する手法を学ぶ。講義は2時間程度の動画として提供し、料金は1人あたり7万7000円。チャットでの質問にも対応する。