HENNGEは9月27日、SaaS(Software as a Service)認証基盤の「HENNGE One」について、Keeper Securityが提供するパスワード管理ソリューション「Keeper」に対応したことを発表した。

  • 「HENNGE One」と「Keeper」が連携

    「HENNGE One」と「Keeper」が連携

HENNGE Oneは、Microsoft 365やGoogle Workspace、Box、LINE WORKSなど、複数のクラウドサービスへのセキュアなアクセスとシングルサインオンを実現するSaaS認証基盤(IDaaS:IDentity as a Service)だ。クラウドメールの誤送信や標的型攻撃対策、メール監査機能などのセキュリティ機能を備える。

一方のKeeperは、Webサービスやアプリを利用する際に入力を求められるパスワードやIDを保管し、必要に応じて利用できるようになるパスワード管理ツール。ユーザーが保存しているIDとパスワードの自動入力に加えて、パスワードの自動生成、IDとパスワードの共有なども可能。

今回両サービスが連携することで、HENNGE Oneを利用中の企業はKeeperへのシングルサインオンが可能となり、複数のID・パスワードの管理を効率化できるようになる。また、IP制限や二要素認証などのアクセス制御機能によって、不正アクセスのリスクを防ぎながらKeeperを利用できるようになるとのことだ。