NECネッツエスアイは9月26日、企業向け高速回線サービス「NGN-XLink(エヌジーエヌクロスリンク)」の提供を発表した。同サービスは、3つのサービス群で構成され、いずれのサービスもインターネット回線とNEC製のルータをセットで提供する。また、同サービスでは24時間365日の故障受付窓口を備えている。
3つのサービスは、インターネットとWi-Fi環境をセットにした回線サービスを提供する「NGN-XLink Internet+ Wi-Fi」と、閉域アクセス可能なVPN(Virtual Private Network)サービスを提供する「NGN-XLink VPN」のほか、両サービスを組み合わせた「NGN-XLink Hybrid」となる。
NGN-XLink Hybridは、インターネットアクセスとVPNを1回線で共用利用できる回線サービスで、回線終端装置として提供されるルータにはUTM(Unified Threat Management)機能が標準搭載されている。同サービスでは1Gbps回線を用いたIPv6/IPv4インターネットアクセスを標準提供し、拠点から直接インターネットへアクセスすることができる。なお、NTT東日本、NTT西日本のフレッツ光クロス提供エリアに限り、10Gbps回線の利用が可能だ。VPNの設定はオプションとなり、IPv6 IPSecを拠点間で設定することで利用できる。
NGN-XLink Hybridの初期費用(税抜)は4万5000円で、月額費用(税抜)は1Gbps回線が2万円、10Gbps回線が2万9500円となる。