ユニアデックスは9月20日、クラウド環境におけるさまざまな運用課題を解決する各種サービスを、MMCS(マネージドマルチクラウドサービス)として体系化し、第1弾のサービスとして、「IDCFプライベートクラウド TypeV 2020」と「リモート監視サービス」の提供を開始した。
MMCSは、オンプレミス、プライベートクラウド、パブリッククラウド、さらにこれらを組み合わせたハイブリッドクラウド、マルチクラウドまで、ユーザーのクラウド環境に合わせた運用を支援するサービスの総称。
MMCSには現在、「専有型のプライベートクラウド(ホステッドプライベートクラウド)提供サービス」「専用のWebポータル(問い合わせ/FAQ対応、インシデント管理など)提供サービス」「各種クラウド環境を対象としたリモート監視、システム運用代行、障害一次対応、エスカレーションなどの運用支援サービス」がラインアップされている。
「IDCFプライベートクラウド TypeV 2020」は、IDCフロンティアが提供するVMwareベースの専有型仮想化基盤(プライベート環境)を月額固定料金で利用できるサービス。
MMCSの運用支援サービス、移行支援サービス、マルチベンダー保守サービスなどと組み合わせることで、IDCFプライベートクラウド上のOS、ミドルウエアも含めたワンストップの運用・保守サービスを提供する。
今後、MMCSのサービスラインアップとして、マルチクラウドに対応した「データバックアップサービス」「アンチウイルス運用支援サービス」「統合運用管理ツール」の提供とその運用支援などが計画されている。