二足歩行ロボット協会が主催し、ミスミが特別協賛を行う「MISUMI presents 第41回 ROBO-ONE」が、2022年9月24日~25日にかけて開催される。同大会は神奈川県の厚木商工会議所で行われ、無観客ながら2年ぶりにリアルバトル形式での開催となる。
今回のROBO-ONEでは「ファイト部門」と「パフォーマンス部門」が開催される。
2年ぶりのリアルバトル開催となるファイト部門では、対面試合ならではのパンチやキック、投げ技などの試合展開が繰り広げられる。試合は3分1ラウンド制で、トーナメント方式で勝者を決定する。なお、今大会よりロボットには4kgの重量制限が設けられる。
一方のパフォーマンス部門は、今大会から新設。過去の大会で行われた「床運動」の内容を刷新し、エンターテインメント要素を強めたとのことだ。事前に設定されたテーマに沿って約2分間の演技を行い、審査員の採点により表彰者が決定される。
出場するロボット台数は、9月14日時点でファイト部門に48台、パフォーマンス部門76台とのことだ。
ファイト部門では、優勝者に30万円、準優勝者に10万円が贈られ、賞金10万円とミスミ商品5万円分が送られるミスミ賞などが設けられる。またパフォーマンス部門は優勝賞金が20万円、準優勝が10万円で、アイディア賞なども授与されるという。
なお、大会当日はライブ配信サービス「Twitch」を活用した実況中継が行われる。
ミスミはROBO-ONEへの協賛を通して、幅広い世代へ「ものづくりの興味」を喚起すると同時に、未来のエンジニア育成に貢献を目指すとのことだ。