システム開発やコンサルティングなどを手掛けるスーパーソフトウエア 東京オフィスは9月15日、IT人材の不足による企業の情報システム部担当者やITエンジニアの負担軽減を目的として、AWS(Amazon Web Services)の運用を自動化するサービス「SuCLA(スクラ)」の提供を開始することを発表した。

SuCLAはさまざまなユースケースに対応した運用機能や構築機能を備え、AWSの運用自動化を支援するサービス。システムがAWSとシームレスに連携することにで、AWSマネージメントコンソールにログインすることなく、構築済みのAWSリソースを取得できるという。

また、初回セットアップ時はパスワードの設定など、容易な操作で契約後の利用を開始できる特徴を持つとのことだ。

  • AWS運用自動化サービス「SuCLA」をリリース

    AWS運用自動化サービス「SuCLA」をリリース

AWSではマネージメントコンソールからの操作の他にも、運用や構築を自動化するためのツール群を提供している。しかし、AWS運用の自動化を実現するためにはツールの理解と経験必要だ。これに対しスーパーソフトウエア 東京オフィスは、さまざまなユースケースに対応した運用機能や構築機能を備える新サービスとして、SuCLAの提供を開始する。

同サービスはバックアップの定期的な取得といった作業を自動化するため、エンジニアはアプリケーションの構築などに注力できるようになる。また、不要なリソースの削除や停止を自動化することで、クラウド利用のコスト削減にもつながるという。

10人のユーザーと300のオペレーション実行を上限とするSTANDARDプランは月額2万円、50人のユーザーと1000のオペレーション実行を上限とするPROプランは月額4万円、100人のユーザーと5000のオペレーション実行を上限とするENTERPRISEプランは月額12万円での提供。

なお、同社のAWS運用サポートサービスを契約中のユーザーは、SuCLAのPROプランを無償で利用可能となる。