Scaled Agileの日本法人であるScaled Agile-Japanは9月14日、ビジネスアジリティの向上を支援するフレームワーク「SAFe(Scaled Agile Framework)」について、SAFe Lean Portfolio Management(LPM)の日本語版のリリースを発表し、記者会見を開いた。
LPMが日本語に対応
SAFeは、革新的なソリューションを提供するために不可欠なビジネス戦略や、テクノロジー、リーダーシップ能力などを支援するべく、アジャイルに関する全13のコースの教育カリキュラムを提供しているフレームワークだ。今回は、13のコースのうちLPMが日本語に対応したことで、日本語で受講できるコースは4つに増加した。
Scaled AgileのCEOであるChris James氏は会見に登壇して、「以前のビジネスは5カ年計画や10カ年計画に基づいて動いても十分だった。しかし現代は未来の予測が難しく、18カ月ごとに計画を立ててビジネスを進めなければならないような状況だ。このような時代においては、組織のレジリエンス(しなやかさ)が重要となるはず」と説明した。