ソフトバンクロボティクスは、世界中のさまざまなAI・ロボット技術を集約した物流体験型施設「SoftBank Robotics Logistics Innovation Lab」を9月13日に千葉県市川市にオープンする。同社が持つネットワークと組み合わせ、物流の最適化を提案する物流自動化事業を開始する。オープン前日に報道関係者に公開されたので、一足先に内部の様子をお届けしたい。
記者会見に登壇したソフトバンクロボティクス 常務執行役員兼CPO ロジスティクス事業本部長の坂田大氏は「2024年問題も迫ってきており、物流業界の効率化と自動化は急務だ。世界の技術を集約し、物流を最適にしていく」と、意気込みを述べた。
同施設で真っ先に目を引くのが、高密度自動倉庫システムの「AutoStore (オートストア)」。商品の棚入れから、保管、ピッキングまでを効率化するシステムだ。