サッポロビールは9月12日、ヱビスビール発祥の地である恵比寿に、醸造施設を伴うヱビスのブランド体験拠点「YEBISU BREWERY TOKYO」を2023年末に開業すると発表した。
日本麦酒醸造会社(現サッポロビール)は、今日のヱビスビールのルーツである「恵比寿ビール」の製造・販売を恵比寿で開始した。その後1988年、工場の移転に伴い約100年におよぶビール製造の歴史に幕を下ろした。
「YEBISU BREWERY TOKYO」は、ルーツ・現在・未来にかけるヱビスの物語に触れながら、新しいビールの楽しみ方を発見できるビールの原体験を提供する。
具体的には、ヱビスのルーツに親しむミュージアム、ヱビスブランドのビール醸造を行うブリュワリー、ブリュワリーで作られたビールを楽しみながらこれからのビールとお客様との新しい関係を創造するタップルームの機能を兼ね備えた施設となる。
ヱビスは今後、ブランドパーソナリティとして「幸せ時間を広げる先駆者」を掲げ、「YEBISU BREWERY TOKYO」の開業に先立ってさまざまな新リアル体験接点の提供を始めるという。
また、デジタルを活用したコミュニケーションの本格始動、ブランドの個性と物語を楽しむ新商品のご提案など、ヱビスならではのアクションを展開していく計画。