エクサとシステムインテグレータは業務提携し、アドビのEコマースソリューション「Adobe Commerce」とエクサが提供するContentserv社の商品情報管理統合ソリューション「Contentserv」を組み合わせたEC構築ソリューションの提供を9月7日より開始した。

  • 「Adobe Commerce」と「Contentserv」の連携イメージ(同社資料より)

    「Adobe Commerce」と「Contentserv」の連携イメージ(同社資料より)

グローバル展開など規模の大きなEC企業では、地域に合わせた商品情報や画像や取引先ごとの価格設定、多言語化されたマニュアルや仕様書など複雑化した情報を管理し、即座にECサイトに反映させるシステムが求められており、2つのシステムの連携はそれらを実現するものとして効果が期待されているが「Adobe Commerce」と「Contentserv」の連携により、ECサイトの商品情報や動画、PRコンテンツなどの情報管理の一元化とデータ連携によるECサイトへの反映と新規構築の迅速化など効率的なサイト運営が可能となる。

「Contentserv」はPIM(商品情報管理:Product Information Management)とDAM(デジタルアセット管理:Digital Asset Management))の統合管理を行うソリューションで、企業内の商品情報やコンテンツなどのデジタルアセットを統合管理し、商品開発、マーチャンダイジング、マーケティング、営業などに効果的活用できるデータ基盤を構築。国内ではパートナー企業であるエクサが販売を行っている。

「Adobe Commerce」は、BtoCからBtoBまでマルチチャンネルのECサイトを構築できるプラットフォーム。コンテンツを作成する「ページビルダー」、AIを活用した商品レコメンデーション機能と検索ツール、在庫管理と注文管理、店舗でのフルフィルメントへの対応、配送ソリューションとの連携などECサイト運営に必要な複数の機能を提供する。システムインテグレータは、アドビとソリューションパートナー契約を結び、同商品を国内で展開している。