サイバーセキュリティクラウドは9月8日、TISとクラウド型WAF(Web Application Firewall)「攻撃遮断くん」の販売代理店契約を締結したことを発表した。
攻撃遮断くんは、WebサイトおよびWebサーバへのサイバー攻撃を可視化し、遮断するWebセキュリティサービス。外部からのサイバー攻撃を遮断し、個人情報の漏えいやWebサイト改ざん、サービス停止などからWebサイトを保護する。従来のファイアウォールなどでは防御が難しいSQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングなどの攻撃にも対応するという。
昨今は、企業に対するサイバー攻撃が多様化し、さらに高度化する一方であり、これに対応できるセキュリティ人材が不足している。そのため、Webセキュリティ対策を始めとした企業のサイバー攻撃に対するリスクマネジメントが重要な経営課題だ。
こうした状況において、サイバーセキュリティサービスへの需要が高まっており、サイバーセキュリティクラウドはTISとクラウド型WAFである「攻撃遮断くん」の販売代理店契約を締結したとのことだ。
今回の販売代理店契約の締結によって、TISとしてはWebセキュリティ対策ソリューションを拡充できるため、これまで以上に顧客への多角的な提案が可能となる。また、サイバーセキュリティクラウドとしては、TISが強みを持つ金融や決済サービス事業者を始め、セキュリティ対策を必要とする多くの企業に対して、より広くアプローチ可能になるとしている。