アット東京とユニアデックスは9月8日、ルータ、ファイアウォール、SD-WANなどのネットワーク機能を仮想化基盤上で提供する「ATBeX NFV サービス」を提供すると発表した。サービスの販売はアット東京が行い、同日から申し込み受付を開始。2022年11月から提供開始する。

同サービスは、アット東京のデータセンター内相互接続プラットフォーム「ATBeX(アットベックス)」と、ユニアデックスのクラウドサービス「UCloud」を組み合わせて、ネットワーク機能の仮想化基盤を構築したネットワーク仮想アプライアンスとして提供するものだ。

  • 「ATBeX NFV サービス」の概要

    「ATBeX NFV サービス」の概要

物理的な機器を導入することなく、ATBeX上でSD-WAN、ルータ、ファイアウォール機能を利用できる。また、サービス導入企業自身で設定や運用管理を行える。仮想基盤との接続はATBeXのほか、構内配線による直接接続にも対応する。

クラウドに閉域接続する場合は、オンプレミス環境にBGP対応ルータを用意する代わりに、ATBeXNFV サービスのルータ機能を利用できる。