Voicyは9月7日、文化放送と連携し、「音声ブランディングメニュー」を企業向けに提供開始したことを発表した。同サービスは、企業やブランド、サービスの音声コンテンツを文化放送とVoicyが共同で制作し、文化放送の放送網とともに、音声プラットフォーム「Voicy」で放送するもの。
音声コンテンツはリアルタイムでの聴取はもちろん、Voicyでは放送のアーカイブが可能。音声コンテンツが聴けるURLは簡単にシェアでき、ラジオにデジタルを取り入れることで、デジタルサイマル放送として同時配信ができるほか、聴取層や利用時間などあらゆるデータを分析・活用した革新が期待できるという。将来的には、各種マネタイズや、放送の制作などの技術面にも大きく寄与する見込みになっているという。
Voicyは、音声プラットフォームの開発・運営とともに、音声で企業のコミュニケーション課題の解決を行うブランドソリューションといった法人向け事業を行っており、その一環として「音声DXプログラム」を提供している。デジタルによる音声導入をサポートする「音声DXプログラム」では、あらゆる業界にデジタルで音声を取り入れていくことで、既存産業の活性化を目指しているという。