LayerXは9月7日、法人支出管理サービス「バクラク」シリーズについて、バクラク経費精算およびバクラク申請のAndroidアプリをリリースしたことを発表した。これにより、PC端末を利用できない場合でも、スマートフォンから経費精算や稟議、申請などの業務を行えるようになる。
バクラク経費精算は、複数のレシートや領収書を一括アップロードできる領収書の読取に特化したAI-OCR(Optical Character Recognition/Reader:光学文字認識)を備えた経費精算システムだ。汎用ワークフロー機能により、稟議との紐付けなど経費精算に関わる業務の効率化を支援する。
バクラク申請は、支払申請や稟議書の作成を支援するクラウドワークフローシステム。稟議データをバクラク請求書へ自動連携するほか、仕訳やファームバンキングデータも自動で作成する。承認や却下はチャットアプリからも可能とのこと。
両サービスのAndroidアプリでは、スマートフォンで撮影した領収書を一括アップロードすることで、自動でデータ化して稟議申請や経費精算業務の効率化を促す。主要な対応業務は経費精算の申請と承認に加えて、出張申請や交際費の申請などの事前の稟議、発注前の購買申請、請求書受領後の支払申請や住所変更届などだ。