デル・テクノロジーズは9月6日、ソフトウェア デファインド インフラストラクチャーの最新版「Dell PowerFlex 4.0」の国内提供を開始したと発表した。
今回の最新ソフトウェアリリースにより、統合管理ツール「PowerFlex Manager」の機能拡張、「PowerFlexファイル サービス」、ホスト接続用のNVMe/TCPプロトコルのサポートなどの新機能を提供する。
「PowerFlex 4.0」では、複数のオペレーティング システム(OS)、ハイパーバイザー、コンテナ管理プラットフォームをサポート。さらに、Kubernetesおよびハイパースケーラー プラットフォームをサポートするだけでなく、ベアメタル アーキテクチャーや仮想化アーキテクチャーにも対応。今回、仮想環境のAmazon EKS Anywhereに加え、ベアメタルのAmazon EKS Anywhereもサポートするようになった。
また、これまでのブロック ストレージ サービスに加えて、新たにファイル サービスをサポートする。さらに、業界標準のプロトコルであるNVMe/TCPのサポートが追加した。
最新の「PowerFlex 4.0」では、統合管理ツールの「PowerFlex Manager」が、ライフサイクル管理とIT運用に必要な統合ツール群を統合した。
さらに、「Dell Container Storage Modules(CSM)」および「Dell Container Storage Interface(CSI)」ドライバー、「PowerFlex REST API」、「PowerFlex Ansible」モジュールなどの自動化に関するツールセットが、DevOpsの生産性を高め、インテリジェントなインサイトを統合した「CloudIQ」では、クラウド ベースのAIOpsメカニズムを提供し、複数の場所に分散する環境のモニタリングを容易にするとしている。