機械学習用に日本人の俯瞰した写真データセットを提供開始、ピクスタ

ピクスタは9月6日、写真や動画素材のマーケットプレイス「PIXTA」において、人物検知などのAI（Artificial Intelligence：人工知能）開発に用いることができる機械学習用素材データセット「俯瞰人物画像素材1000点セット」の販売を開始することを発表した。

PIXTAは、プロやアマチュアなどを問わずに自ら制作した写真やイラスト、動画素材を売買できるデジタル素材のマーケットプレイスだ。

日本人の俯瞰画像データセットを提供する

同社が今回提供するデータセットは、画像データを教師データとして活用する場合に必要な情報をタグとして付与する「アノテーション」の有無によって2パターンに分かれるという。画像1000点の価格は、アノテーション有りの場合は16万5000円で、アノテーション無しの場合は9万9000円。なお、1000枚以上の画像にも対応可能とのこと。

データセットの画像は、日本人が俯瞰で撮影された写真だ。1人から複数人に対応し、子どもからシニアまで幅広い年齢層の男女を含む。また、全身の写真を中心に、上半身のみも含むという。