SMBCコンシューマーファイナンスは9月5日、10代1000人に7月8日~11日の期間で調査した「10代のマネートラブル経験と金融リテラシー」についての結果を発表した。
全回答者に、これまでに、詐欺などのトラブルの被害にあったことがあるか聞いたところ、「あったことがある」は 11.6%、「あったことはない」は88.4%という結果が出た。詐欺などのトラブルの被害にあったことがある人の割合は、男性では13.0%、女性では10.2%になったという。
加えて「これまでに詐欺などのトラブルの被害にあったことがある」と回答した116名に、被害にあったことがあるトラブルを聞いたところ、特定ページの閲覧後に契約成立の宣言画面が表示され金銭を要求・請求される「ワンクリック詐欺」が25.9%で最も多かった。これに、「フィッシング詐欺」(20.7%)、「無料商法」(19.8%)、「キャッチセールス」(16.4%)、「ネットオークション詐欺」「マルチ商法・ねずみ講」(どちらも14.7%)と続いている。
また、これまでに、詐欺などのトラブルの被害にあいそうになったことがあるか聞いたところ、「あいそうになったことがある」との回答は30.4%、「あいそうになったことはない」は 69.6%となった。詐欺などのトラブルの被害にあいそうになったことがある人の割合は、男性が32.4%、女性が28.4%だったという。
「これまでに詐欺などのトラブルの被害にあいそうになったことがある」と回答した304名に、被害にあいそうになったトラブルを聞いたところ、「ワンクリック詐欺」が49.0%で最も多く、次いで「フィッシング詐欺」(28.9%)、「無料商法」(19.4%)、「マルチ商法・ねずみ講」「キャッチセールス」(いずれも 9.2%)となっているという。