NECプラットフォームズは9月2日、業務用タブレット端末「TWINPOS Sx(ツインポス エスエックス)」の発売を発表した。2023年3月23日から販売を開始する。価格(税込)は35万4000円からとなる(ストレージ容量約64GBの本体、充電池パック、ACアダプタの価格)。
同製品は本体に無線通信機能とUSBポートを内蔵している。また、USBポートやCOMポート、優先LANポートに対応した専用のクレードルやドッキングステーションを利用できるため、自動釣銭機や決済端末などのPOS周辺機器だけでなく、大型ディスプレイ、カメラ、センサなどのIoTデバイスと接続して業務コントローラやエッジ端末として活用することができる(ドッキングステーションは2023年10月販売開始予定)。
クレードルやドッキングステーションでの据え置き運用のほか、ハンドベルトや肩掛けベルトを用いたモバイル運用も可能だ(ハンドベルト、肩掛けベルト、タッチペン、自立スタンドはオプション)。
IP54相当の防塵・防滴機能を備え、耐落下強度は1メートルだ。画面のタッチパネルには抗菌・抗ウイルスの保護フィルムを使用している。筐体には薬品や油に強い耐薬品性樹脂を採用しているので、アルコール消毒液(エタノールなど)での清掃が可能だ。
加えて、USB Power Delivery機能を搭載しているのでモバイルバッテリからの電力供給が可能で、ユーザーが充電池パックを交換できる仕様となっている。