マクロミルは8月31日、アプリ利用実態を分析・提供するサービス「A-cube -Actual AppLog Analyze-(以下、A-cube)」において、アプリの利用状況をスピーディかつ的確に把握できる新機能「A-cube Dashboard(以下、ダッシュボード)」を開発したことを発表した。
「A-cube」は、許諾を得た6万人のアプリのログデータを、性別・年齢・居住地などの属性データや行動データと紐づけて分析できるサービス。
今回開発した「ダッシュボード」では、複数のアプリを指定し、分析したい項目を指標、属性、使用継続率、アプリ間の併用率などから選択し、自由に分析が可能。同社が保有する消費者パネルから得られる属性データと紐づけられるため、ユーザーの特徴を属性別に細分化して要因分解が行える。
BI分析プラットフォームである「Tableau」をベースにUI/UXを改良し、直感的な操作が可能。手元で様々な角度からデータに基づいた企画の立案・効果検証ができるほか、アプリの利用状況を週次/月次単位で把握し、KPIトラッキングに役立てることが可能だという。
手元の操作で把握できる分析情報は、アプリのインストール率、アクティブ率、利用時間など6つの軸で週/月のトレンドを確認できる「指標推移」、期間ごとに利用状況や基本属性を確認できる「属性推移」、インストール週/月を軸とした、アプリ使用継続率を比較できる「使用継続率」、競合アプリとの比較が可能な「併用分析」。