米VMwareと米IBMは8月30(現地時間)、VMwareの年次イベント「VMware Explore 2022」で、世界各地の顧客とパートナー企業がミッション・クリティカルなワークロードをモダナイズし、ハイブリッドクラウド環境で価値実現までの実現を短縮できるよう、両社のパートナーシップを拡大すると発表した。

その一環として、IBMコンサルティングはVMware GSI(グローバル・システム・インテグレーター)パートナーとなった。これにより、IBMコンサルティングは、ハイブリッドクラウド環境およびマルチクラウド環境において、オープンかつ安全な方法で、顧客にとって最も重要なワークロードのマイグレーション、モダナイズ、管理するサービスを提供する。

今回の合意により、2018年に発足したIBMとVMwareによるJoint Innovation Labのイノベーション・パイプラインが3年間延長され、共同製品やソリューションの開発向けに資金が提供される。

両社はIBM Cloud Satellite for VMwareの実現に向け協業しているが、今回、オンプレミスに残す必要があるワークロード向けに、IBM Cloud Satelliteがあらゆる実行環境でVMwareワークロードをサポートするようになった。

両社は共同で設計した新しいクラウド・ソリューションを提供、共同開発、市場投入することを計画している。