電通デジタルと電通は9月1日、東京大学次世代知能科学研究センター(東京大学AIセンター)と、AI(人工知能)の活用による「創造力の拡張と広告クリエイティブの効果最大化」に向けて共同研究を開始したと発表した。

同研究では、今までにないアイデアを生み出し、人の心を動かすような創造性や顧客体験の質を向上させるAIの研究を目指すという。具体的には、クリエイターたちが持つ知見や経験値・感性などの創造的な思考プロセスのAIによる体系化とその強化に取り組む。

また、AIを活用した高度なデータ解析に基づく広告クリエイティブの分析や効果予測、自動生成技術の研究を推し進めると共に、これまでにないソリューションの開発やクリエイターの発想支援にも取り組む。

これら2つの研究を有機的に融合させ広告や顧客体験の創出につなげていく考えだ。