イーオンとKDDIは9月1日、リベラルアーツを学べるオンライン映像学習プログラム「リベラルアーツプログラム for Business」の提供を開始すると発表した。リベラルアーツとは、さまざまな分野の知識や教養を横断的に身につける学問だ。
同サービスでは、アート思考、哲学、社会、科学などの分野における著名な20名の有識者による計63本(提供開始時点)の講義動画を月額3300円で見放題だ。広い分野の知識を横断的に学ぶことで創造性や複眼的な視点を身につけ、ビジネスでの創造的な発想や新たな思考パターンの発見などを促すという。
提供する講義の一覧は以下の通り。2022年10月以降に、順次新しいシリーズを追加予定だとしている。1シリーズ約20分間の動画を3本公開する。
カテゴリ | シリーズタイトル | 有識者 |
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ビジネスとキャリア | なぜビジネスパーソンにリベラルアーツが必要なのか | 山口 周 |
歴史の解剖学 | 失敗のパターンを知るための歴史の読み方 | 磯田 道史 |
時代を相対化する発想は科学史から | 隠岐 さや香 | |
土木工学の視点から読み解く歴史の「下部構造」 | 竹村 公太郎 | |
交通インフラと簿記の経済社会史 | 田中 靖浩 | |
芸術とデザインの論理 | アートの言語を見る方法 | 南條 史生 |
デザインから導く「仮説思考」の実践法 | 原 研哉 | |
これからの世界に「アート思考」が不可欠な理由 | 山口 周 | |
心と仕事 | 現代人が失った 働く意味の取り戻し方 | 泉谷 閑示 |
「こころの古層」が人間理解のカギになる | 河合 俊雄 | |
自己と社会の関係性が変わる「修行論」 | 頼住 光子 | |
社会学の新展開 | 見えない権力を乗り越える 思想の冒険 | 大澤 真幸 |
"ままならない"社会を楽しむフィールドワーク術 | 小川 さやか | |
日本社会に隠された「二重構造」を見抜け | 小熊 英二 | |
政治経済の構造分析 | 21世紀"マルクス復活"の3つの視点 | 斎藤 幸平 |
「世界の盟主」アメリカの虚像と実像 | 三牧 聖子 | |
哲学と倫理の系譜学 | "令和の大人"になるための成熟思考 | 先崎 彰容 |
中国哲学を世界哲学から再構築する | 中島 隆博 | |
生命の社会経済論 | ゲノムが教える社会経済の読み方 | 高橋 祥子 |
人と建築の物語 | 人と社会をつなぐ「ストーリーとしての建築」 | 永山 祐子 |
文学が養う生きる力 | 文学で鍛える 人間を見通す力 | 廣野 由美子 |