リコーは8月31日、聴覚障がい者のコミュニケーションをサポートするサービス「Pekoe(ペコ)」のテスト販売を開始した。
「Pekoe」は、聴覚障がい者の雇用と定着の問題を解決するクラウドサービス。会議の会話内容をテキスト化し、その内容を参加者全員がリアルタイムに修正して正しい情報を伝えることが可能。
聴覚障がい者からはチャットでの発言や「いいね!」などのリアクションにより、双方向コミュニケーションが可能。会議だけでなく、セミナーやイベント配信にもリアルタイムに正しい字幕を付けることもできる。
また、チームメンバーが聴覚障がい者への理解を深め、Pekoeを活用できるように、手話通訳士や長年聴覚障がい者支援を行ってきた講師が障がい者の活躍の場を広げるための定着支援研修サービスを行う。
推奨環境は、OSがWindows 10(macOSやスマートフォンには非対応)、CPUがIntel Core i5 (最大2.4GHz)以上、メモリ8GB以上。ブラウザはGoogle Chrome 最新版。法人・団体向けに無料トライアルも行っている。