ヤマハは8月30日、VPN(Virtual Private Network)接続に対応するルーターの新ラインアップとして、10ギガアクセスに対応したVPNルーター「RTX1300」を9月下旬に発売すると発表した。価格は198,000円(税別)。
「RTX1300」は、10ギガビットに対応したコンボポート(LANポートとSFP+スロット)を2ポート搭載しており、 10ギガビット/マルチギガビット対応のヤマハスイッチやWi-Fi 6に対応したヤマハ無線LANアクセスポイントと組み合わせることで、 LAN/WAN両方の高速化する。
従来機種の「RTX1210」「RTX1220」と同様のLANインターフェース構成で、従来機種からのスムーズなアップグレードが可能。
VPN性能は工場出荷時の状態で合計100対地まで接続でき、IPsecスループットを最大2.5Gbpsに、NATセッション数も250,000まで強化した。
従来固定されていたLANインターフェースの物理ポート構成を変更できる機能「フレキシブルLAN/WANポート」に対応し、ポート構成だけでなくLANインターフェースの数も変更できる(最大 LAN8 まで)。
クラウド型統合管理サービス「YNO」や通信トラフィックを制御する「DPI」に対応。最大1年間無償で使用可能なライセンスが付属されており、 追加の費用なしで「YNO」が利用可能。
さらに今後、 収容可能なVPN対地数を最大1,100対地まで拡張する「RTX1300」用オプションライセンスを発売する予定。