NTTビジネスソリューションズ、ビオストック、NTTコミュニケーションズ、農林中央金庫、JA三井リース、農林中金総合研究所は8月25日、循環型社会・SDGsの実現を目指し、世界的な環境・社会課題となっている「食品残渣の有効活用」や「食品ロス削減」の解決に向けた連携を開始すると発表した。

具体的には、連携によって、上記の2つの課題に関わりの深い小売業や飲食業、食品メーカーに、「食品残渣の有効活用」や「食品ロス削減」の課題解決につながるソリューションを紹介・提供する。

加えて、顧客のニーズを収集してソリューション普及にかかる調査研究・実証をするとともに、顧客のニーズを踏まえた金融サービスを提供する。

  • 連携のスキーム

同日時点で、NTTビジネスソリューションズは「地域食品資源循環ソリューショ」(食品残渣堆肥化タイプ、有機資源バイオ炭化タイプ)、ビオストックは「食品残渣を利用した超小型バイオガスプラント」、NTTコミュニケーションズは小売店舗向け食品ロス削減支援サービス「ecobuy」を提供しているイ。

NTTグループと農林中央金庫グループは引き続き、農林水産業が抱える課題解決に向けて、スマート農業の分野などにおいても連携していくことを検討していく。